季節の変わり目に羽織るということは、気温に合わせて脱いだり着たりすることが目的となりますよね。
脱ぎ着がしやすいサイズ感のものがいいですね。
袖幅が狭くて腕が通しにくいとか、タイトで脱ぐのに苦労するものも好ましくないです。
周りに気づかれないくらいサラリと脱ぎ着ができるものがいいです。
人混みなんかで、暑くなって脱ぐという場面もありますから。
また脱いだ羽織ものは持ち歩くか、どこかに引っ掛けておくこともありますね。
しわにならずに軽いもの、コンパクトにたためる素材のものがいいですね。
先述した脱ぎ着の際にも素材感は重要です。インナーに着用したものとの滑りの良さが欲しいです。
滑りが悪いとモタモタしてしまって、スマートじゃないですからね。
でも季節に応じた適当な厚みが必要な場合もあるから悩ましいものです。
厚みを求めると裏起毛や毛糸のものが選択肢に上がってきます。
そのような素材のものは他素材との滑りの良さは期待できないのではないでしょうか。
ならばインナーの素材を検討しなくては…と余計な悩みが発生してしまいます。
さて、持ち運びのくだりに戻りますが、たたむ、引っ掛ける事を想定すると、ファスナーは邪魔かもしれません。
それに、厚みのある素材感もかさばって邪魔です。
やはり素材は薄手のものが適当でしょうか。そしてどんなコーディネートにも合う羽織りものだと大変便利ですが、そんなもの私には思いつきません。
私の結論はストールです。素材は薄く軽く、でも大判のものにしましょう。
大判なら大きく面積を見せて巻くこともできるし、薄手なら少したたんで首に巻くことも可能です。それにストールなら安価です。ものにもよりますが、衣服よりは安価ではないでしょうか。色、柄、素材、各種揃えておけば、様々なシーンに対応出来そうです。
羽織りものに分類されるかは疑問ですが、ファッションのプロたちは巻き方次第で布を衣服のように着こなしているのをSNSなどで見かけます。
ということで、季節の変わり目に重宝しそうな羽織りものはストールでいかがでしょうか。