雑誌やSNSでよく見かける、カーディガンやジャケットを肩にふわっと掛けたコーディネート。
シンプルなトップスに羽織りを肩掛けするだけで、なんだかこなれて見える。
「素敵だな」と思って自分でもやってみたものの、歩いているうちにずり落ちる。
バッグを持ったら邪魔になる。
結局すぐに普通に袖を通してしまった。
そんな経験はありませんか。
写真ではおしゃれに見える着こなしも、実際の生活では動きやすさが大切です。
だから、「肩掛けができないとおしゃれに見えない」と考える必要はありません。
羽織りものには、もっと気軽にできる着方がたくさんあります。
まず試しやすいのが、前を開けて着ることです。
いつもボタンを留めて着ているカーディガンも、前を開けるだけで中のトップスが見え、コーディネートに縦のラインが生まれます。
花柄や刺繍ブラウスならデザインを見せられますし、シンプルなトップスならネックレスなどをポイントにしても素敵です。
次に試したいのが、袖口のアレンジ。
長袖のカーディガンやジャケットをそのまま手首まで下ろすのではなく、少しだけ袖口を上げてみる。
手首が見えることで、長袖を重ねたコーディネートにも軽さが生まれます。
特に「羽織ったらなんだか重たく見える」と感じるときに取り入れやすい方法です。
シャツを羽織りにしている場合なら、袖を軽くロールアップするのもよいでしょう。
きっちり折り目を揃えなくても、自然に少しまくるだけで雰囲気が変わります。
そして、気温が高くなって羽織りを脱いだときには、必ずしも肩に掛け続けなくても大丈夫です。
薄手のカーディガンならバッグにしまう。
少しの時間なら腕に掛ける。
その日の過ごし方に合わせて、無理なく扱えることのほうが大切です。
「おしゃれに見せるための着方」が、自分にとってストレスになってしまっては本末転倒です。
また、羽織りの着こなしは前を開けるか閉じるかだけでも印象が変わります。
昼間は前を開けてラフに。
少し肌寒くなったらボタンを留める。
さらに寒くなったら袖をしっかり下ろす。
同じ一枚でも、気温に合わせて着方を変えれば、見た目だけでなく実用性も高まります。
写真で素敵に見えた着こなしを、そのまま再現する必要はありません。
大切なのは、「この部分、素敵だな」と思った要素を自分の生活に取り入れること。
肩掛けが難しければ、前を開けてみる。
袖を少しまくってみる。
お気に入りのアクセサリーを見せてみる。
それだけでも十分に着こなしは変わります。
おしゃれは、ずり落ちる羽織りを一日中気にしながら過ごすことではありません。
歩きやすく、バッグも持ちやすく、必要になればすぐに袖を通せる。
そんな自然な着方の中に、自分らしいひと工夫を加えてみる。
「頑張っておしゃれに見せる」のではなく、「いつもの着方を少しだけ変えてみる」。
そのくらいの気軽さが、ALAMODEで購入した服で大人の羽織りスタイルにはちょうどいいのかもしれません。