知っておきたい40代50代ファッションのコツ

40代、50代になってくると、老化現象もそろそろ始まる頃で、顔の肉がたるんできたり、顔の色もくすんでききたり、頭髪にも白髪が混ざってきて、若い頃に比べれば、なんとなく汚い印象になってしまうのが、この年代の共通した悩みかと思います。

ですからこの年代になったら、出掛ける際のファッションも充分に気をつけて、服選びにもルールを設けて選択することが必要となります。何も考えず、若い頃に着ていたような服のままでは、余計に老けた印象を周りに与えてしまいますからね。

そこで具体的な服選びのコツですが、まず第一に、「シワが出来にくい生地」のものを選びましょう。麻製のジャケットやダメージジーンズなどは極力避ける。シワの出ないスッキリとしたラインが出る服を選ぶことが大切です。第二に、「一色か二色、もしくは多色すぎない大きな柄のプリント」の服をお奨めします。この場合の色は何色でも構いまん。派手な色でも落ち着いた色でも、お好みの色を選んでください。この二つのコツさえ出来ていれば、まず老けて見られることはありません。

実は、何故そう見えるかはちゃんと理由があります。

デザインの世界において、様々な色彩で塗られた密な部分と、一色でベタ塗りされた広い部分とをバランスよく配置すると、両者が共鳴しあって全体として非常に良いデザインとして見えるという、デザインの基本法則があります。

つまり人が老けていくと、必ず他人の視線がいく顔部分がシワやシミやたるみによって密な状態になっているため、服も密なものにしてしまうと、全体がうるさく見えて余計に老けて見えるのです。若い時に何を着ても似合うのは、顔自体に張りがあって密な状態になっていないからなのですね。

とかく老けてくると落ち着いた色や柄選びがちですが、大事なのはそこではありません。
40代、50代になったらの服選びのコツ。
「シワが出来にくい生地」
「一色か二色、もしくは多色すぎない大きな柄のプリント」
この二つを組み合わせるだけで、あなたのファッションの世界は一段と広がることでしょう。